沖縄銀行と三井情報(MKI)は5月9日、企業における事業計画の策定を支援するシステム「CIPS」をタブレット端末に対応させたと発表した。
「CIPS」は、MKIの融資ソリューション「CASTER」や金融機関が保有する各種財務データを統合・分析し、経営改善計画書や財務診断書を出力する事業計画策定支援システム。
今回開発したタブレット版では、融資先において財務状況の課題を入力することで適切な提案を表示するほか、ヒアリングの結果をリアルタイムにSWOT分析やPEST分析等に反映することができる。
また、タブレットから取込んだデータは稟議添付資料や自己査定システムへ転送が可能で、営業担当者の事務作業の削減や融資判断のための時間短縮を図ることが期待できるという。
すでに沖縄銀行で検証を完了させ、4月より利用を開始。今後MKIでは、地域金融機関を中心に全国の金融機関への提供を目指す。
(参照)三井情報のニュースリリース
http://www.mki.co.jp/service_news/service_news_2017/0509_01.html