鹿児島銀行は4月25日、野村総研(NRI)と協働し、人工知能(AI)を本部の照会業務対応に活用する実証実験を開始すると発表した。
この実験では、NRIのAIソリューション「TRAINA/トレイナ」を利用して、営業店からの問い合わせに対する回答業務を効率化できるか検証する。
事前に、事務取扱規程や過去に問い合わせのあったQ&Aなどを「TRAINA/トレイナ」に取り込んだ後、営業店から問い合わせを受けた本部部署の担当者が、対話形式により回答候補を抽出する。
担当者の事務レベルに依存しない回答内容の標準化や迅速化を目指すという。
同行では、5月下旬から約3ヶ月間の検証を行ったのち、対象業務の拡大や回答内容の精度向上に取り組んでいくとしている。
(参照)鹿児島銀行のニュースリリース
http://www.kagin.co.jp/library/pdf_release/newsh290424_033.pdf