マネーフォワードは1月16日、セブン銀行が提供する法人向けネットバンキング「ビジネスwebサービス」と「MFクラウドシリーズ」のAPI連携を開始したと発表した。
今回のAPI接続により、利用者はネットバンキングのIDとパスワードをマネーフォワードに事前登録せずに、取引データ等を自動取得することが可能となる。
なお、マネーフォワードの「API連携サービス」の採用事例は、NTTデータが提供するネットバンキング「AnserBizSOL」API連携サービスを利用した、みずほ銀行との取組に続き、2例目となる。
以下に、マネーフォワードのニュースリリースを引用する。
マネーフォワード、法人向けネットバンキングのAPI連携第二弾
~セブン銀行『ビジネスwebサービス』と『MFクラウドシリーズ』の連携を開始~
マネーフォワード
2017/1/16
お金のプラットフォームを提供する株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:辻庸介、以下「当社」)は、株式会社セブン銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:二子石謙輔、以下「セブン銀行」)が提供する法人向けネットバンキング『ビジネスwebサービス』とAPI連携を開始いたしました。
なお、「API連携サービス」は、2016年10月17日に発表いたしました株式会社NTTデータが提供する共同利用型法人向けネットバンキング「AnserBizSOL®」API連携サービスを利用した、みずほ銀行との取組*に続き、法人向けネットバンキングにおいて、2つ目の事例となります。
*みずほ銀行の法人向けネットバンキング『みずほビジネスWEB』とAPI連携を開始
■概要
セブン銀行が提供する法人向けネットバンキング『ビジネスwebサービス』と『MFクラウドシリーズ』を連携させることで、ユーザーは自身のネットバンキングのIDとパスワードを当社に事前登録せずに取引データ等を自動取得することが可能となり、更にセキュアにサービスをご利用いただけるようになります。
また、これまでは金融機関のネットバンキングの定期的な仕様変更にともない、『MFクラウドシリーズ』のユーザーが一定時間取引データ等を取得できなくなる問題がありました。しかし、API連携により、このような問題は解消され、ユーザーにとっての利便性が向上いたします。
当社は、セキュリティを担保しながらユーザーに新しい金融サービスを提供する「Open Bank API」を推進しており、本取組はその一環となります。Fintechサービスには開発生産性と高いセキュリティレベルが求められるため、本取組のような形で金融機関のAPIがオープンになることで、新たなFintechサービスがより多く生まれ、金融業界全体の活性化に繋がっていきます。
引き続き、当社は、金融業界のイノベーションを推進し、より一層ユーザー利便性の高いサービスの開発、提供を進めてまいります。
(以下、省略)