TISは8月22日、山陰信販が、CLO(CardLinked Offer)機能を持つ同社のクラウドサービス「Goodeal!(グッディール)」を採用したと発表した。
「Goodeal!」は、クレジットカード情報をもとにしたクーポンの発行機能や、クーポンデータのクチコミ拡散機能などを持つアプリを作成できるサービス。
山陰信販は、加盟店への付加価値向上を目的に「SmartCatch!」という店舗集客用アプリの提供を9月に開始するが、今回このアプリ構築に「Goodeal!」が採用された。
TISでは、「Goodeal!」を地方信販会社や百貨店、電子マネー事業者など向けに今後も展開していき、2019年度末までに1万店舗へのアプリ導入と約10億円規模の売上を目指すとしている。
以下に、TISのニュースリリースを引用する。
TISのCLO機能を持つクラウドサービス『Goodeal!』を山陰信販が採用
~ クレジットカードとクーポンを連携させるCLOなどで、加盟店への送客、新規顧客の獲得、カード利用率の向上を目指す ~
TIS株式会社
2016年8月22日
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下TIS)は、山陰信販株式会社(本社:鳥取県米子市、代表取締役社長:加本 弘、以下山陰信販)が、クーポンによる集客の高度化を実現するCLO(CardLinked Offer)※1機能を持つクラウドサービス『Goodeal!』(グッディール)を採用したことを発表します。
『Goodeal!』は、クレジットカード情報と紐付くCLOクーポンの発行機能や、アプリユーザー間でのクーポンデータや店舗情報を授受できるクチコミ拡散機能などを持つスマートデバイス向けの集客用アプリを、低コストかつ短期間で作成できるサービスです。
※1:クレジットカードの利用情報とデジタルクーポンを連携させて、インセンティブ(現金割引、ポイント付与など)をカード利用者に提供する仕組み
山陰信販は、加盟店への付加価値向上を目的に「SmartCatch!」という店舗集客用アプリを9月1日から提供開始をします。「SmartCatch!」には、山陰信販の加盟店を掲載し、加盟店の営業支援はもとより、利用者に対しては店舗からお得なクーポンを配信するなど有益な情報を提供します。「SmartCatch!」は、9月1日から山陰信販グループ店舗を含める加盟店を募集し、1年後には100~150店舗まで掲載数を増やしていく予定です。今回この「SmartCatch!」のアプリ構築に、TISの『Goodeal!』が採用されました。
山陰信販では、以下のような点を評価して、『Goodeal!』を採用しました。
•スマートデバイス向けの集客用アプリを低コストかつ短期間で作成できる。
•将来的にクレジットカード情報と紐付くCLOクーポンを発行できる。
•事業者の営業支援に寄与できる。
TISでは、『Goodeal!』を地方信販会社や百貨店、電子マネー事業者、デビットカードやプリペイドカードを連携したい事業者など向けに今後も展開していき、2019年度末までに1万店舗へのアプリ導入と約10億円規模の売上を目指します。
(以下、省略)