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ハウスドゥ、不動産担保ローンの担保評価をAIで

不動産事業を手掛けるハウスドゥは8月18日、人工知能(AI)を活用したスマートフォンアプリで不動産担保ローンの担保評価が行えるサービスの開発に着手したと発表した。100%出資子会社のフィナンシャルドゥにおいて開発する。

このサービスにより、担保評価を瞬時に行い、資金ニーズに迅速に対応するとしている。

また同社は、資金の出し入れが自由にでき、返済方法も自由に選べる融資商品をFinTechを活用して開発することも併せて発表した。人を介在せずにアプリ上で簡単に変更、決済の手続きをすることができるサービスにすることにより、顧客ニーズに応えていくという。

以下に、ハウスドゥのニュースリリースを引用する。

不動産テックを活用したサービス商品の開発に着手
スマートフォンで不動産担保ローンの担保評価がアプリで瞬時に可能に

株式会社ハウスドゥ
2016年08月18日

不動産事業を全国展開する株式会社ハウスドゥ(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 安藤正弘)は、100%出資子会社である株式会社フィナンシャルドゥにおいて、不動産担保ローンを取り組む際、不動産評価について人工知能(Artificial Intelligence:AI)を活用することにより、スマートフォンアプリ(以下「アプリ」という。)で瞬時に担保評価をすることができる不動産テック(不動産×IT)を活用したサービス商品の開発に着手いたしました。

また、お客様がアプリを利用して資金の出し入れが自由にでき、返済方法も自由に選べる便利で機動的な融資商品をフィンテック(FinTech)の技術で開発してまいります。

ハウスドゥのハウス・リースバックとフィナンシャルドゥの不動産担保ローンはその反響と相乗効果により、多くのお客様からお問い合せをいただいております。

不動産テックにより担保評価を瞬時に行い、資金ニーズに迅速に対応し、業務効率を上げ、より多くのお客様の取り込みをすることが可能となります。また、お客様の資金ニーズはもちろん、調達方法と返済方法における多様な希望に対しても、フィンテック(FinTech)の技術を駆使して、人を介在せずにアプリ上で素早く簡単に変更、決済の手続きをすることができる新たな金融システムを開発し、お客様のニーズに応えてまいります。

ハウスドゥ!グループでは不動産業界の改革を企業理念に掲げていますが、以前より金融業界の不動産の評価方法およびその仕組みに対して疑問を呈しており、不動産に対する既存の金融システムが完全ではないと捉え、新たな金融システムを構築して不動産金融に参入し、これらの改革をとおして、莫大に積み上げられた不動産ストックを積極的に流動化することにより、経済の活性化に貢献出来るものと考えております。

(以下、省略)

 

(参照)ハウスドゥのニュースリリース

http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1396238