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住信SBIとfreee、銀行APIによる公式接続を開始

住信SBIネット銀行は8月16日、銀行API経由で、freee社が提供する「クラウド会計ソフト freee」と公式な接続を開始したと発表した。

このAPI接続により利用者は、freee社に住信SBIネット銀行のログインID・パスワードを預けることなく、クラウド会計ソフトfreee上において、口座残高や入出金情報の自動取得を行えるようになる。

住信SBIネット銀行は、利用者が当サービスを利用する際に同行の認証基盤(OAuth2.0準拠)にて認証を行う。

また両社は同時に、このAPIサービスを利用して、クラウド会計ソフトfreee上で住信SBIネット銀行の振込機能を利用できるように検討していくことも発表した。

口座情報や入出金情報の取得だけでなく振込機能もfreeeからシームレスに実行できれば、利用者の利便性はさらに高まる。両社の今後の検討結果に注目だ。

以下に、住信SBIネット銀行のニュースリリースを引用する。

freee株式会社とのAPI公式接続開始、振込機能連携に関する共同検討着手について

住信SBIネット銀行株式会社
2016年08月16日

住信SBIネット銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:円山法昭、以下「住信SBIネット銀行」という)は、freee株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:佐々木大輔、以下「freee社」という)が提供するサービスである「クラウド会計ソフト freee」とのAPI公式接続を開始しました。加えて、同社サービス上での当社振込機能利用を想定した連携について共同検討に着手したことをお知らせいたします。

freee社とのAPI公式接続により、「クラウド会計ソフト freee」において、お客さまには、よりセキュアな環境で安心・便利に残高や入出金情報の自動取得を行っていただくことが可能になります。

住信SBIネット銀行は、今後も、お客さまの利便性を高めることを目的とした提携先企業との各種サービス企画を通じて、FinTech分野におけるイノベーションを積極的に進めてまいります。

【APIサービスの概要】
提携先企業が提供するサービスとのAPI接続により、お客さまは、提携先企業が提供するサービス上でお客さまの口座の残高や入出金明細などを正確かつセキュアに取得できるようになります。
お客さまは、API接続された提携先企業が提供するサービス上で当社口座に関する情報を参照するにあたり、提携先企業に当社のログインID・パスワードを預ける必要はありません。
当社は、お客さまが提携先企業が提供するサービスを通じて当社APIの利用を開始する際には、当社認証基盤(OAuth2.0準拠)にて認証を行います。

【「freee社」とのAPI公式接続】
「クラウド会計ソフト freee」において、API公式接続を開始します。

【「freee社」との振込機能連携共同検討着手】
「クラウド会計ソフト freee」を利用するお客さまの同サービス上での振込機能利用ニーズに応えるべく、最適な実現方式ならびにサービス開発を今後共同で推進してまいります。

【提携先企業サイト】
freee株式会社(https://www.freee.co.jp/)

住信SBIネット銀行は、お客さまに常に使っていただける「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめてまいります。

以上

(以下、省略)

 

(参照)住信SBIネット銀行のニュースリリース

https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/corp_news_20160816