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住友三井オート、GMSと自動車IoTサービスに向け業務提携

住友三井オートサービスは7月28日、モビリティIoTのベンチャー企業であるグローバルモビリティサービス(GMS)と業務提携したと発表した。

この業務提携では、GMSが開発したIoT端末MCCS(Mobility-Cloud Connecting System)を活用して、新たなオートリースサービスを共同で検討する。

第一弾として国内信販大手のセディナ向けに、個人層をターゲットとしたサービスを提供する予定。ただし、具体的な内容については、今後関係者と協議するとして明らかにしていない。

以下に、住友三井オートサービスのニュースリリースを引用する。

モビリティIoTベンチャーのGMSと国内大手オートリース会社である住友三井オートサービスが、自動車IoT分野のサービス創出に向け業務提携

住友三井オートサービス株式会社
2016年07月28日

モビリティIoTのベンチャー企業であるグローバルモビリティサービス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中島 徳至、以下GMS)と、国内大手オートリース会社である住友三井オートサービス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:露口 章、以下、住友三井オートサービス)は、業務提携契約を締結しましたのでお知らせします。

この業務提携では、GMSが開発した革新的で経済性に優れたIoT端末MCCS(Mobility-Cloud Connecting System)を活用して、国内外のオートリース市場を対象として、新たなオートリースサービスを共同で検討し、提供を推進していくことにつき、GMSと住友三井オートサービスの間で合意しています。

その第一弾として国内信販大手の株式会社セディナ様向けに、個人層をターゲットとしてサービス提供を開始する予定です。

尚具体的な方針及び内容については、今後の検討過程において関係者と協議していく予定であり、サービスの提供開始時期も決まり次第お知らせします。

■GMSのこれまでのIoTへの取組
GMSは、フィリピンの現地法人で、2015年11月よりトライシクル(3輪タクシー)ドライバーを対象に、MCCS付車両提供サービスを開始しております。
今後、海外のみならず国内においても、IoTプラットフォームを通じて多くの価値を提供して参ります。

■住友三井オートサービスのIoTへの取組
住友三井オートサービスは、国内を中心に約60万台のリース車両を保有する国内大手オートリース会社です。これまでも大口の法人を中心に、収集した情報を蓄積・分析し、事故削減や燃費改善等の様々なソリューションを提供しております。
今後、IoTを活用したサービスで国内外の顧客を幅広く開拓し、新たな価値提供を通じてクルマ社会の更なる発展に貢献して参ります。

GMSと住友三井オートサービスは、時代の要請に適う自動車IoTサービスを共同で構築・提供していきます。これからの取り組みにご期待下さい。

(以下、省略)

 

(参照)住友三井オートサービスのニュースリリース

http://www.smauto.co.jp/news/20160728AM1000.pdf