明治安田生命は7月21日、本年年10月に人型ロボット「Pepper」を全国すべての支社等へ配置し、顧客とのコミュニケーションに活用すると発表した。導入台数はのべ100台となり、金融業界では最大規模の導入事例となる。
具体的な活用事例としては、全国の支社店頭等に来店した顧客に対して新商品・各種サービスの情報を提供するほか、顧客の職場への出張、各種イベントへの参加などを行う。
同社では「Pepper」を営業職員等によるコミュニケーションを補完する新たな仕組みと捉えて、今後、調査・研究を進めて新たなサービスを展開するとしている。
以下に、明治安田生命のニュースリリースを引用する。
人型ロボット「Pepper」を金融業界最大規模で導入
~次世代型コミュニケーションを全国展開~
明治安田生命保険相互会社
2016年7月21日
明治安田生命保険相互会社(執行役社長 根岸 秋男)は、2016年10月にソフトバンクロボティクス株式会社の人型ロボット「Pepper」を全国すべての支社等へ配置し、お客さまとのコミュニケーションに活用します。導入台数はのべ100台となり、金融業界では最大規模の導入事例となります。
当社では、「Pepper」等の最新テクノロジーを、営業職員(MYライフプランアドバイザー)等によるコミュニケーションを補完する新たな仕組みと捉えており、今後、調査・研究を進め、人やパソコンでは対応できない新たなサービスを展開していきます。
あわせて、当社では、お客さまとのコミュニケーション機会の創出に向け、2017年度までに全国の支社等において相続セミナー等の各種セミナーが開催可能なセミナールームを順次新設するほか、お客さまに気軽に保険に関するご相談をいただけるよう、ご来店窓口の改装を順次実施していく予定です。
■「Pepper」の活用事例
1.全国の支社店頭等での応対
「Pepper」が、ご来店されたお客さまに新商品・各種サービスの情報を提供
2.お客さまの職場等への出張
お客さまの職場等において、「Pepper」のモニターにコマーシャル等を流し、当社を知っていただくことや、各種サービスの情報を提供
3.明治安田生命の各種イベントへの参加
「Pepper」が、各種クイズの出題や司会進行、お客さまと一緒に歌を歌うなど、お客さまと一緒に楽しめるイベント運営やサービスを提供
4.地域貢献への活用
地域のお子さまや高齢者の方々を対象に、「Pepper」とのダンスやゲームなどを行なうことにより、エンターテイメントをお届けし、ふれあいの機会を提供
※ソフトバンクロボティクス株式会社の Pepperを活用し、自社で独自にアプリケーションを開発しています
以 上
(以下、省略)
(参照)明治安田生命のニュースリリース
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2016/pdf/20160721_02.pdf