日本取引所グループの大阪取引所は7月19日、デリバティブ売買システム(J-GATE)を刷新し、運用を開始したと発表した。
デリバティブ売買システム(J-GATE)は、海外取引所に使用されているNASDAQ OMX社の売買システムを採用し、2011年2月から稼働しているシステム。大阪取引所は「アジアで最も選ばれる取引所」を目標に、「デリバティブ市場の拡大」をインフラ面から支える重要な施策として、次期J-GATEの開発を進めてきた。
次期J-GATEでは、システム処理能力の向上や、東証マザーズ指数先物取引などの開始、ナイト・セッション時間の延長などの改善が図られている。
以下に、日本取引所グループのニュースリリースを引用する。
次期デリバティブ売買システム(次期J-GATE)の本番移行について
日本取引所グループ
2016/7/17
当社は、投資家や取引参加者をはじめとした市場利用者にとって信頼性・利便性をより向上し、流動性を高める観点から、次期J-GATEの稼働に向けて準備を進めてまいりました。
この度、本番移行作業が滞りなく行われたことから、予定どおり2016年7月19日(火)から次期J-GATEを稼働させることを決定いたしましたので、お知らせいたします。
(以下、省略)