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日本IBM、広銀・ふくおかFGとアウトソーシング契約を延長

日本IBMは7月4日、広島銀行及びふくおかフィナンシャルグループと、共同システムに関するアウトソーシング契約を更改したと発表した。新たな契約期間は2016年6月から2023年3月末までの6年10ヶ月。

日本IBMは2002年から、広島銀行とふくおかFGの共同システム(通称:Flight21)の支援を行っているが、今回の契約延長で、引き続き共同システムのシステムの運用・保守業務や業務アプリケーションの開発などを行うことになる。

以下に、日本アイ・ビー・エムのニュースリリースを引用する。

広島銀行およびふくおかフィナンシャルグループとの
戦略的アウトソーシング契約を更改

日本アイ・ビー・エム株式会社
2016年07月04日

日本IBMは、株式会社広島銀行(本店所在地:広島県広島市、頭取:池田晃治、以下広島銀行)および株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(本店所在地:福岡県福岡市、社長:柴戸 隆成、以下 FFG、グループ行:福岡銀行、熊本銀行、親和銀行)との共同システム向け戦略的アウトソーシング契約を更改しました。日本IBMは2002年から取り組んでいる共同化システムの支援を継続し、システムの運用・保守業務全般および業務アプリケーションの開発・保守を行います。新たな契約期間は2016年6月から2023年3月末までの6年10カ月です。

広島銀行は、2015年4月から「中期計画2015~地域と共に未来を『創る』~」を推進しています。また、FFGは、2016年4月から第5次中期経営計画「ザ・ベストリージョナルバンクを目指して」を推進しています。これらを支える銀行の基幹システムには、堅牢性、高度なセキュリティー、高い品質ならびにシステムの安定稼働が強く求められていました。

広島銀行と福岡銀行は、競争力がありコスト・パフォーマンスの高い情報システムインフラ構築を目指し、1999年に基幹システム共同化に合意しました。その後、2002年1月の福岡銀行、2003年1月の広島銀行、2009年1月の熊本銀行(旧:熊本ファミリー銀行)、2010年1月の親和銀行にて共同化システムが稼働し、日本IBMは2002年1月から戦略的アウトソーシング契約に基づき、共同化システムの運用、保守、業務アプリケーションの開発・保守を受託してきました。

今回の契約更改においては、これまで築いてきた強力なパートナーシップのもと、長期的な戦略パートナーとして、銀行の基幹システムに求められる要件を満たし、品質のさらなる向上とより一層の効率化を推進すると同時にビジネス成長と新たな価値の創造をITの側面から支援します。また、分散系システムや基幹ネットワークの高度化等を通じて最新の情報技術を取り入れて、システムを継続的に進化させていく考えです。その他、システム資源の最適化や、業務アプリケーションの開発・保守における効率化などを図ることにより、ITコストの削減を目指します。
以上

(以下、省略)

 

(参照)日本アイ・ビー・エムのニュースリリース

http://www-03.ibm.com/press/jp/ja/pressrelease/50120.wss