野村証券は6月28日、営業店舗にサウンドファン社のバリアフリー音響機器「ミライスピーカー」を設置すると発表した。
「ミライスピーカー」は、距離が遠くなるにしたがって音量や明瞭性が低減するのを抑制する難聴者向けスピーカー。難聴者の70~80%に対して効果が確認されたほか、健聴者でも遠くの音声がより聞き取りやすくなるという実験結果が得られているという。
野村証券では、試験採用した支店で効果が確認できたため、今回97支店で導入を決定した。各支店のセミナー会場に設置し、セミナーに参加する顧客向けに使用する。
以下に、野村證券のニュースリリースを引用する。
難聴者向けバリアフリーの取り組みについて
野村證券株式会社
2016年06月28日
野村證券株式会社(代表執行役社長:永井浩二、以下「当社」)は、営業店舗に株式会社サウンドファン(代表取締役:佐藤和則)のバリアフリー音響機器「ミライスピーカー」を設置します。
「ミライスピーカー」は、距離が遠くなるにしたがって音量や明瞭性が低減するのを抑制する難聴者向けスピーカーです。難聴者の70~80%に対して効果が確認されただけでなく、健聴者でも遠くの音声がより聞き取りやすくなるという実験結果が得られています。
試験採用した支店でのセミナーにおいて十分な効果が確認できたため、このたび97支店で計104台の導入を決定しました。スピーカーは各支店のセミナー会場に設置し、セミナーに参加されるお客様が講師の講演やビデオ音声等を明瞭に聞きとれる環境を整備します。
2016年4月1日に「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が施行されましたが、当社では以前より、営業店舗でのサービス介助士常駐や車椅子用設備の設置などのバリアフリー対応を推進してきました。今後も当社は、「ミライスピーカー」設置店舗の拡大も含めて、バリアフリーに対応した設備の整備に取り組み、お客様へのサービスをより向上させていきます。
<ご参考>株式会社サウンドファン「ミライスピーカー」
http://soundfun.co.jp/comfort/product/mirai-speaker/
以上
(以下、省略)
(参照)野村證券のニュースリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=416896&lindID=3