岡山県のトマト銀行は6月24日、本年7月19日に、NTTデータが提供する国際系システム「BeSTA-FX共同センター」への移行を行うと発表した。
「BeSTA-FX共同センター」はNTTデータが運用する共同利用型国際系システムで、同行の国内勘定系システム「NEXTBASE」との各種連携を行う。
同行は、「トマト外為WEBサービス」との連携強化のほか、システムのライフサイクルの長期化(平成40年まで継続利用)、運用コストの軽減、全店で外為取引照会などを実現するとしている。
以下に、トマト銀行のニュースリリースを引用する。
新国際系システムへの移行について
株式会社トマト銀行
2016年06月24日
平成28年7月19日(火)、新国際系システムへの移行を行います。 外為システムインフラの強化、システムのライフサイクルの長期化、運用コストの軽減のほか、全店で外為取引をタイムリーに把握することが可能となり、お客さまサービスの向上につなげることができます。
株式会社トマト銀行(取締役社長 高木晶悟)は、平成28年7月19日(火)、株式会社NTTデータ(代表取締役社長 岩本敏男)が提供する国際系システム「BeSTA-FX(ベスタ-エフエックス)共同センター」への移行を行うこととしましたので、お知らせいたします。
当社は、今後も経営基盤の強化と、お客さまサービスの向上に努めてまいります。
記
1.システム移行日
平成28年7月19日(火)
2.特徴
「BeSTA-FX 共同センター」は株式会社NTTデータが運営する共同利用型国際系システムであり、当社で現在稼働している国内勘定系システム「NEXTBASE」との各種連携を行う機能を有しております。
3.メリット
(1)外為システムインフラの強化
「BeSTA-FX 共同センター」は勘定系システムレベルの管理機能を有した運用実績のある国際系システムであり、当社が本年4月に運用を開始した「トマト外為WEBサービス」とともに、当社の外為にかかるお客さまサービス基盤を強化いたします。
(2)システムのライフサイクルの長期化
平成40年4月まで継続利用することができます。
(3)運用コストの軽減
同社の共同センターを利用するため、機器保守料金等の維持費用の負担および当社の人的な運用負荷が軽減されます。
(4)全店で外為取引の把握が可能
現行の国際系システムでは外貨預金や海外送金などの外為取引は国際サービス店4ヵ店(本店営業部、倉敷営業部、神戸支店、大阪支店)で処理しており、それ以外の店舗では外為取引の取り次ぎを行っております。
「BeSTA-FX 共同センター」では全店で外為取引をタイムリーに把握することが可能となり、お客さまサービスの向上につなげることができます。
以上
(以下、省略)