Home > ニュース > システムニュース > フューチャー、あおぞら銀行の情報系データウェアハウスを刷新

フューチャー、あおぞら銀行の情報系データウェアハウスを刷新

フューチャーアーキテクトは6月24日、あおぞら銀行の情報系データウェアハウス「Central Data Base(CDB)」を刷新し、5月より稼働させたと発表した。

CDBは勘定系・情報系両システムのデータハブとして構築し、情報系システムのデータはすべてCDBで一元的に管理できるようにした。メインフレームで構築していた旧システムを撤廃した。

あおぞら銀行は、2013年8月から勘定系システムの更改と情報系システムの刷新に取り組んできたが、勘定系システムはNTTデータのBeSTACloudに移行し、情報系システムは、このCDBに移行したことになる。

以下に、フューチャーアーキテクトのニュースリリースを引用する。

あおぞら銀行の情報系データウェアハウスを刷新
~お客さまニーズに迅速に対応するためのデータ活用環境を実現~

フューチャーアーキテクト株式会社
2016年6月24日

フューチャーアーキテクト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:東 裕二、以下フューチャーアーキテクト)は、株式会社あおぞら銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼最高経営責任者:馬場 信輔、以下あおぞら銀行)の情報系データウェアハウス「Central Data Base(以下CDB)」を刷新し、2016年5月に本稼働させたことをお知らせいたします。

あおぞら銀行は、中期的戦略の一環として長年の経営課題だった勘定系システムの更改と情報系システムの刷新に2013年8月から取り組んできました。その目的は、長期にわたる使用で複雑化し維持メンテナンスに多くの時間と費用がかかっていた旧システムを見直し、拡張性と柔軟性に優れたシステムに刷新することで、お客さまのニーズにあった商品やサービスを迅速に提供することにありました。

フューチャーアーキテクトは、それを実現するためにあおぞら銀行の情報系システムの中核を担うと同時に勘定系・情報系の両システムのハブとなるCDBを構築しました。情報系システムのデータはすべてCDBで一元的に管理できる設計にしたことで、システムを利用するユーザはデータの容易な活用や迅速な分析ができるようになり、お客さま向けサービスの品質向上につながります。

また、これまで旧勘定系システムのデータを基に管理していた情報系ホストシステム(メインフレーム)を撤廃したことにより、維持管理コストを低減させました。さらに、ホストコンピュータの仕様に依存していたデータ構造をあおぞら銀行独自の設計とし、ユーザの使い勝手を向上させました。

フューチャーアーキテクトは戦略的なデータ活用を促進させることで、あおぞら銀行の「ユニークな金融サービスの提供」と「専門性の一層の発揮」を支援します。また、今後もあおぞら銀行のビジネスのさらなる加速と成長に向け強固なサポートを継続していきます。

(以下、省略)

 

(参照)フューチャーアーキテクトのニュースリリース

http://www.future.co.jp/company/press/2016/160624.html