みんなの株式などを運営する「みんかぶ」は6月22日、同社子会社のsharewise GmbHを通じ、ドイツ最大級の投資家向けソーシャルメディア『wallstreet:online』の買収で合意したと発表した。
『wallstreet:online』は、ドイツ最大級の投資家向けソーシャルメディアで、月間約180万人のユニークユーザーを有するとのこと。
以下に、みんかぶのニュースリリースを引用する。
ドイツ最大級の投資家向けソーシャルメディア『wallstreet:online』を運営するwallstreet:onlineAGの買収で合意
株式会社みんかぶ
2016年6月22日
株式会社みんかぶ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瓜生憲、以下「当社」)は、当社子会社であるsharewise GmbH(本社:ドイツ・ミュンヘン、Managing Director:Stefan Nothegger)を通じ、ドイツ最大級の投資家向けソーシャルメディア『wallstreet:online』(http://wallstreet-online.de/)を運営するwallstreet:online AG (証券コード:WSOK、本社:ドイツ・ベルリン、CEO:Andre Kolbinger、以下「WSO」)の買収で合意しましたのでお知らせ致します。本買収は、諸条件の充足を前提としており、2016年末までの完了を予定しています。WSOの創業者であり、CEOのAndre Kolbinger氏は、本取引を通じ、自身の保有する(間接保有分を含む)WSOの持分約72.6%の全てを当社に売却することになります。
ベルリン市に本社を置くWSOは、1998年にAndre Kolbinger氏により創業され、ドイツ最大級の投資家向けソーシャルメディアとして、月間約180万人のユニークユーザーを有する『wallstreet:online』を運営しています。同社はドイツ証券取引所(Entry Market)の上場会社です。
Andre Kolbinger氏は「優れたテクノロジーと独自のコンテンツを有し、アジアのマーケットリーダーとして革新的で急成長を遂げているみんかぶという新しい株主を、wallstreet:onlineは迎えることになります。みんかぶは世界規模で金融ポータルのネットワークを構築しており、wallstreet:onlineは広汎な独自コンテンツと機能をみんかぶから受けることにより多大な恩恵を得ることになります。」とコメントしています。
また、当社代表の瓜生は「wallstreet:onlineの経営権取得により、当社グループの欧州におけるオペレーションを飛躍的に強化することができます。ソーシャルメディアを活用した金融情報分析領域におけるグローバル・リーダーになることを目指す当社にとって、wallstreet:onlineは最適なグループメンバーであると言えます。」コメントしています。
本案件ではTaylorWessingが当社の法務アドバイザーを、ACXIT Capital Partnersが当社のフィナンシャル・アドバイザーを務めました。また、Morrison & Foersterが売手の法務アドバイザーを務めています。
■ wallstreet:online AG 概要(http://wallstreet-online.ag/)
- 所在地 :Seydelstraße 18, 10117 Berlin, Germany
- 設立 :1998年
- 経営者 :Andre Kolbinger (創業オーナー、CEO)
- 事業内容:メディア事業、ソリューション事業
(以下、省略)