マネーフォワード社は5月25日、自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」において、プレミアム会員向けの新機能『家計診断』の提供を開始した。
この機能では、ユーザーと似た属性の家計データと照合することによって、最適な家計を提示する。家計には、家族構成や収入、居住エリアの家賃相場など様々な要因が影響するが、ファイナンシャルプランナーの協力を得て、10,340パターンの「理想の家計」データを準備した。
以下に、マネーフォワードのニュースリリースを引用する。
自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」、『家計診断』を提供開始
~FP監修による10,340パターンの家計データから、最適な家計を提示~
マネーフォワード
2016年5月25日
お金のプラットフォームを提供する株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:辻庸介、以下「当社」)は、当社が運営する自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」において、プレミアム会員向けの新機能『家計診断』の提供を開始いたしましたので、お知らせいたします。
■背景
自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」では、利用者の皆様がお金の悩みを解決できるよう、サービス開発を行っております。これまで、家計や資産の振り返りをサポートする『マンスリーレポート』、『支出ランキング』、『各支出カテゴリ別の前年比較』等の機能を提供してまいりました。これらの機能によって、ご自身の現在の家計を過去の家計と比較することが可能になりましたが、そもそも家計の状態が悪いことに気付かない場合には、その家計を継続することになってしまいます。そういった事態を把握し、客観的な視点から、家計と向き合うきっかけを提供したいと考え、『家計診断』をリリースするに至りました。
■概要
本機能では、家計診断を利用した方と似た属性の黒字化できている家計データを照合することによって、最適な理想の家計を提示いたします。家計には、家族構成や収入、居住エリアの家賃相場など様々な要因が影響しますが、ファイナンシャルプランナーで家計再生コンサルタントである横山光昭氏が監修のもと、独自の集計方法を用いて理想的な家計を算出し、10,340パターンの「理想の家計」データを用意いたしました。
お金の使い方には正解がなく、他人に相談し辛いという課題を抱えていますが、家計を客観的な視点で見直すことにより、「家計を改善したいがどうすべきかが分からない」という課題をサポートする機能となっております。
家計診断では、10,340パターンから利用者に最適な「理想の家計」データを提示する上で、家計に影響を及ぼす様々な要因に関して、横山氏のアドバイスをもとに下記※のような調整をしております。
- ・居住エリアによって住宅費に差が出るケースを考慮して、住宅費は都道府県別の係数を掛けて算出。
- ・地方の場合は車社会なので自動車費用が上がり、都心はその逆となるケースを考慮。
- ・若年層と比べて60歳以降は少し食生活にゆとりができるケースが多いため、60歳以上の利用者の家計診断では、他年齢より若干高めに食費を設定。
※:今回考慮した要因の一部を抜粋
マネーフォワードでは、今後も「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をミッションとして、個々人のお金に対する悩みや不安が軽減し、日々の暮らしの改善や夢が実現できるサービス強化、開発を積極的に行ってまいります。
(以下、省略)
(参照)マネーフォワードのニュースリリース
http://corp.moneyforward.com/service/20160525-mf-pfm-diagnosis/