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メタップス、決済サービスを提供するペイデザインを買収

オンライン決済プラットフォーム「SPIKE(スパイク)」を提供するメタップスは4月15日、リアル店舗向けクレジットカード決済サービスなどを手掛けるペイデザイン社の株式を取得し、完全子会社化したと発表しました。

ペイデザイン社は、オンラインでの決済事業のほか、リアル店舗での決済事業、電子マネー事業など幅広い決済サービスを提供しています。2014年度の売上は約25億円で、経常利益は約1.7億円です。

メタップスはオンライン決済プラットフォーム「SPIKE(スパイク)」を中心に、オンライン決済、電子マネー、マッチングなどのサービスを提供しており、さらなる事業領域の拡大を図るために、今回の買収に踏み切りました。

今回の連携により、両社は登録アカウント25万件、グループ年間取扱高1,000億円を超える決済プラットホーム規模へ拡大。メタップスはこの基盤を活かし、決済プラットホームとしての競争力強化や、付加価値向上の実現に取り組んでいくとしています。

以下に、メタップスのニュースリリースを引用します。

メタップス、ペイデザインを完全子会社化
~ SPIKEを基盤に登録アカウント25万件、グループ年間取扱高1,000億円を超える決済プラットフォームへ成長~

メタップス
2016年4月15日

株式会社メタップス(以下「当社」)は、平成 28 年 4 月 14 日開催の取締役会において、以下のとおり、ペイデザイン株式会社(本社:東京都新宿区、代表者:宮田 知、以下「ペイデザイン社」)の株式取得、及び完全子会社化したことをお知らせいたします。
近年、スマートフォンを活用した決済や資産運用、ビッグデータ、人工知能(AI)などの最新技術を駆使した金融サービスを意味する”フィンテック”が世界で注目されています。

メタップスグループの展開する、オンライン決済プラットフォーム「SPIKE(スパイク)」は「テクノロジーでお金のあり方を変える」をビジョンに、EC事業者様への包括的なサポートを目的とし、決済、電子マネー、マッチングなど様々なサービスを提供しております。2016年1月には、登録アカウント数がサービス開始20ヶ月で約20万アカウントを突破し、現在も増加し続け、成長しております。「SPIKE」を含め、オンライン決済の市場は今後も拡大が見込まれる成長市場であり、事業拡大を加速化するために、事業領域の強化を積極的に推進しております。

ペイデザイン社は、EC決済事業に加え、リアル店舗決済事業、家賃決済事業、電子マネー事業等、幅広いサービスを提供しており、お客様のニーズに沿った安心・便利なサービス展開をしています。また、これまで堅調に事業を拡大し、成長を遂げています。

今回、両社の連携により「SPIKE」を基盤に登録アカウント25万件、グループ年間取扱高1,000億円を超える決済プラットホーム規模へ拡大いたしました。今後さらにこの基盤を活かし、決済プラットホームとしての競争力強化や、付加価値向上の実現に取り組んでまいります。また、オンライン決済の市場における事業拡大・開発への取り組みを強化さらなる事業の発展や顧客満足の向上を目指してまいります。

今後も『コンピュータにあらゆるデータを学習させ、人々の最適な意思決定を支援する頭脳になる』というビジョンのもと、「metaps(メタップス)」並びに「SPIKE(スパイク)」等のサービス拡大と企業価値の向上に努めてまいります。引き続き、変わらぬ厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。

なお、詳細につきましては、IRページををご覧ください。
URL:http://corp.metaps.com/ir/

(以下、省略)

 

(参照)メタップスのニュースリリース

http://www.metaps.com/press/ja/293-spike-25-1-000