オリックスは4月4日、中国の電子決済サービス大手Alipayと提携し、日本国内の小売業や飲食業などのBtoC事業者向けに、電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」の提供を開始したと発表しました。
オリックスは、アリペイの加盟店開拓などのアクワイアリング業務を行い、インバウンド需要が高まっている中、加盟店における訪日中国人客の誘引を図るとのこと。
アリペイは、世界でも有数な決済プラットフォームとして、中国人を中心とする4.5億人以上のユーザーが利用しています。ネット上のオンライン決済のほかに、スマートフォンにバーコードやQRコードを表示させるリアル店舗向けの対面決済サービスも展開。中国本土の60万の加盟店および、海外の5万の加盟店で利用できます。
オリックスは、2015年1月からBtoC事業者向けの決済サービスとしてハウスプリペイドカード発行システム「LOOP+カード」を活用した販売促進支援サービスを、2015年8月からは、振込手数料削減サービス「Flico(フリコ)」を開始しており、今後も、BtoC事業者向けを中心とした決済サービスを拡充する予定です。
以下に、オリックスのニュースリリースを引用します。
中国の電子決済サービス大手アリペイと提携
~法人向け決済サービスを拡充し、インバウンド需要の取り込みを支援~
オリックス株式会社
2016年4月4日
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、中国・??金融服?集?(ANT FINANCIAL, 本社:中国浙江省、社長:彭 蕾)傘下の電子決済サービス大手Alipayと提携し、このたび、全国の小売業や飲食業などのBtoC事業者向けに、同社が提供する電子決済サービス「支付宝(以下「アリペイ」)」の提供を開始しますのでお知らせします。
オリックスは、日本全国の営業ネットワークを活用し、アリペイの加盟店開拓などのアクワイアリング業務を行います。インバウンド需要の高まりが引き続き見込まれるなかで、アリペイの導入を促進し訪日中国人客の誘引を図ることで、加盟店の売り上げ拡大を支援します。また、本サービスに必要な決済端末などの機器の導入に関しては、リースなどを活用したイニシャルコストを抑えたご提案も可能です。
2014年に設立された??金融服?集?(ANT FINANCIAL)は、2004年から中国にて開始したEC決済サービスのアリペイを中核ビジネスとしています。
アリペイは、世界でも有数な決済プラットフォームとして、4.5億人以上の実名認証ユーザーが利用しています。圧倒的な強さを持つネット上のオンライン決済の他に、スマートフォンにBARCODE・QRコードを表示させるリアル店舗向けの対面決済サービスとして大きく展開し、中国本土の60万の加盟店および、海外の5万の加盟店で利用できます。
オリックスは、2015年1月からBtoC事業者向けの決済サービスとしてハウスプリペイドカード発行システム「LOOP+カード(*1)」を活用した販売促進支援サービスを、2015年8月からは、振込手数料削減サービス「Flico(フリコ)(*2)」を開始しています。
今後も、BtoC事業者向けを中心とした決済サービスを拡充することで、売上拡大や業務効率化、コスト削減などお客さまのさまざまなニーズにお応えしてまいります。
- (*1)ハウスプリペイドカード発行システム。電子マネーや共通ポイントカードとは異なり、チャージ(事前入金)分が確実に売上に繋がる。サービス設計からデータマーケティングまでトータルサポート。
- http://www.orix.co.jp/grp/news/2015/150105_ORIXJ1.html
- (*2)振込手数料削減サービス。仕入れや経費払いなど日常業務で発生する振込業務をオリックスがまとめて受託し、送金先への振込代行を行う。送金金額に関わらず、手数料は、1件あたり一律280円(税込)。
- http://www.orix.co.jp/grp/news/2015/150818_ORIXJ.html
(以下、省略)