福島県の大東銀行は3月23日、福島県のロボット導入事業費補助金を利用して、イノフィス社が開発した装着型の腰部補助装置「マッスルスーツ」を導入すると発表しました。
「マッスルスーツ」は、医療、介護、物流、農業などの作業現場における作業者の負荷軽減を目的として、イノフィス社が開発した装着型の腰部補助装置(アシストスーツ)。圧縮空気により駆動する人工筋肉を動力源としており、着脱も容易なことから、幅広い用途での利用が可能になっているとのこと。
大東銀行では、大量の紙幣、硬貨の運搬・仕分け作業を行う部署において職員の作業負担軽減を図るために、マッスルスーツを導入します。
銀行へのロボットスーツの導入事例としては、昨年、三井住友銀行や常陽銀行がサイバーダイン社の「HAL」を採用したことを公表しています。他銀行にもロボットスーツの採用事例が広がりそうです。
以下に、大東銀行のニュースリリースを引用します。
マッスルスーツRの導入について
大東銀行
2016年3月23日
大東銀行(社長 鈴木孝雄)は、株式会社イノフィスが開発したマッスルスーツR※を福島県のロボット導入事業費補助金を利用して導入しますので、下記の通りお知らせいたします。
※マッスルスーツRは株式会社イノフィスの登録商標です。
記
1.導入の趣旨
- 大量の紙幣、硬貨の運搬・仕分け作業を行う部署において職員の作業負担軽減を図るため。
- 福島県が目指す「ふくしまロボットバレー」の形成に協力するため。
2.使用開始予定日
平成28年4月1日(金)
3.導入ロボットの概要
マッスルスーツRは、医療、介護、物流、農業などの作業現場における作業者の負荷軽減を目的とした装着型の腰部補助装置(アシストスーツ)です。圧縮空気により駆動する人工筋肉を動力源としており、補助力・力量のバランス、安全性が確保されています。また、着脱も容易なことから、幅広い用途での利用が可能になっております。
(以下、省略)