三井住友カードは3月22日、同社のデジタルチャネルでの顧客コミュニケーションを一元管理し、顧客との1対1の関係を築くための基盤として、セールスフォース・ドットコムの「Marketing Cloud」を導入したと発表しました。
「Marketing Cloud」は、顧客データと行動データを組み合わせて一元的に管理した上で、データにもとづいた顧客インサイトを提供し、顧客との1対1のコミュニケーションを実現するCRMサービス。メールやソーシャルメディアなどのチャネルを活用したマーケティングが可能となります。
三井住友カードは、当サービスにより、カスタマージャーニーマップ(顧客の行動地図)を継続的に精緻化していくことが可能となるため、一人ひとりのお客さまに、より最適なタイミングで、より最適な情報を、より最適なチャネルを通じてコミュニケーションを行っていくことが可能になるとしています。
同社は3月より、EメールとSMSを使ったカード会員への情報配信についてMarketing Cloudの活用を開始し、順次、他の顧客コミュニケーションでも活用する予定です。
以下に、三井住友カードのニュースリリースを引用します。
三井住友カード、Salesforce Marketing Cloudを採用
~顧客コミュニケーションを一元管理し、お客さま一人ひとりとのつながりをより強固に~
三井住友カード株式会社
株式会社セールスフォース・ドットコム
2016年3月22日
三井住友カード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保健、以下:三井住友カード)と、カスタマーサクセスプラットフォームおよび世界シェアトップ(※)のCRMを提供する株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼CEO:小出伸一、以下:セールスフォース・ドットコム)は、三井住友カードのデジタルチャネルでの顧客コミュニケーションを一元管理し、お客さまとの1対1の関係を築くための基盤としてSalesforce Marketing Cloudを導入したことを発表しました。三井住友カードは、3月からMarketing Cloudを活用して、メールとSMSから段階的にデジタルマーケティングの強化を図っていきます。
三井住友カードとお客さまは、Web、メール、アプリ、SMSなど、様々なチャネルでつながっています。三井住友カードは、これらのチャネルを一元管理したデジタルマーケティングを強化することで、お客さま一人ひとりとのつながりをより強固にし、顧客ロイヤリティの向上を目指します。
Marketing Cloudの導入により、カスタマージャーニーマップを継続的に精緻化していくことが可能となるため、一人ひとりのお客さまに、より最適なタイミングで、より最適な情報を、より最適なチャネルを通じてコミュニケーションを行っていくことが可能となります。まずは3月より、EメールとSMSを使ったカード会員への情報配信についてMarketing Cloudの活用を開始し、順次、他の顧客コミュニケーションでも活用することで、One to Oneカスタマージャーニーの実現を目指していきます。
(以下、省略)