Visaは3月15日、B2B(企業間取引)専用決済システム「Visa Business Pay」に、自動継続課金機能を追加すると発表しました。
「Visa Business Pay」は、初期費用・月額利用料などが無料で、どの企業でも利用できるWebサービスとして2014年4月に取扱を開始したサービス。その後、2015年に「明細添付」、「一見決済」、「デジタル捺印」を追加してきましたが、今回、ユーザー企業の要望が高かった自動継続課金を可能にする「定額自動決済」機能を追加しました。
「定額自動決済」は、毎月指定した日に定額の金額の請求書を自動的に発行し、バイヤー企業の指定されたカードに継続課金・決済するサービス。このサービスにより、サプライヤー企業・バイヤー企業双方の請求漏れ・支払い漏れが防げるとともに、双方の業務負荷を大幅に削減できるとしています。
以下に、Visaのニュースリリースを引用します。
Visa、B2B専用決済システム「Visa Business Pay」に自動継続課金対応機能を追加
企業間決済システム「Visa Business Pay」“自動継続課金”対応機能を追加し、さらなる業務効率アップへの貢献を目指す
Visa
2016年3月15日
ビザ・ワールドワイド(以下 Visa、代表取締役:ジェームス・ディクソン、所在地:東京都千代田区)は、B2B(企業間取引)専用決済システム「Visa Business Pay」の新機能として、自動継続課金を追加することを発表しました。ユーザー企業からの強い要望を受け開発された本新機能により、利用企業は既存の請求・支払業務をカード決済に移行でき、更に大きな業務コストの削減を実現することが可能となります。
「Visa Business Pay」(http://www.visabizpay.com)は、初期費用・月額利用料などが無料1で、どの企業でも簡単・手軽に活用いただけるWebサービスとして2014年4月に取扱を開始いたしました。その後、2015年に追加した「明細添付」、「一見決済」、「デジタル捺印」に加え、今回、ユーザー企業様の様々な要望の中で、特にニーズが高かった自動継続課金を可能にする「定額自動決済」「らくらく決済」機能のサービス提供を開始することとなりました。具体的な新たな機能は以下の通りとなります。
1.「定額自動決済」
毎月指定した日に定額の金額の請求書を自動的に発行し、バイヤー企業の指定されたカードに継続課金・決済するサービスです。定額決済が登録されると、サプライヤー企業・バイヤー企業双方の請求漏れ・支払い漏れが防げるとともに、双方の業務負荷を大幅に削減できます。
2.「らくらく決済」
上記の「定額自動決済」により汎用性が高まり、サプライヤー企業が任意で請求日・請求金額を決めることが出来ます。バイヤー企業は承認した取引内容なら毎回支払操作をすることなく、指定されたカードに自動的に課金が行われます。サプライヤー企業は決済遅延先への督促など、回収業務の人的な負荷を大幅に削減することが出来ます。
「Visa Business Pay」は、医療・歯科業界、建築業界、理美容業界、アパレル・アクセサリー業界といった物販分野から、広告宣伝業・IT受託業・倉庫業といったサービス分野に至るまで、多種多様な業界で導入が進んでおります。また、取引の範囲も国内取引だけでなく、日本のサプライヤー企業と海外のバイヤー企業とのクロスボーダー決済に導入する実例も出てきています。
Visaは今後も法人・B2B分野におけるカードを活用した電子決済の推進を進め、日本の企業の業務効率の向上を支援してまいります。
(以下、省略)
(参照)Visaのニュースリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=409578&lindID=3