SBIホールディングスは3月14日、米国R3CEVが主導するブロックチェーンコンソーシアム「R3」に参加すると発表しました。
R3CEV社が主導するコンソーシアム「R3」は、2016年2月末現在、世界各国の金融機関42社が参加しており、ブロックチェーン技術の活用により、金融市場の効率化に取り組む世界最大級のワーキンググループ。日本からは、三菱UFJFG、三井住友FG、みずほFG、野村證券が参加しています。
先日報じたとおり、コンソーシアムに参加する金融機関において、ブロックチェーン技術に関する複数の実証実験を進めており、同技術の金融サービスへの活用を推進しています。
SIBホールディングスはインターネットをメインチャネルとする金融グループとして、世界で初めて「R3」に参加し、グループの金融サービスにおけるブロックチェーン技術の活用を積極的に検討していくとしています。
以下に、SBIホールディングスのニュースリリースを引用します。
米国のフィンテック企業R3(アールスリー) CEV(シーイーブイ)社が主導するブロックチェーンコンソーシアム「R3」への参加に関するお知らせ
SBIホールディングス
2016年3月14日
当社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)は、このたび米国フィンテック企業R3 CEV LLC(本社:米国ニューヨーク州ニューヨーク市、CEO:David(デイビッド) Rutter(ラター)、以下「R3 CEV社」)が主導するブロックチェーンコンソーシアム「R3」に参加することになりましたので、お知らせいたします。
R3 CEV社はブロックチェーン技術に強みを持つ米国のスタートアップ企業で、ブロックチェーン技術の確立に向けたプロジェクトを世界規模で進めています。
R3 CEV社が主導するコンソーシアム「R3」は、現在世界各国の金融機関42社が参加しており(2016年2月末現在)、ブロックチェーン技術を活用し、金融市場の効率化に取り組む世界最大級のワーキンググループです。既にコンソーシアムに参加する一部の金融機関において、ブロックチェーン技術の実証実験などを進めており、同技術の金融サービスへの活用を推進しています。
当社は日本におけるFinTech企業の先駆けとして、創業期よりインターネットを活用した多様な金融サービス事業を展開しており、各事業において更なる顧客利便性の向上やサービスの独自性の追求、他社との差別化を図るべく、当社グループ各社において新技術の導入を促進しております。
当社はインターネットをメインチャネルとする金融グループとして、世界で初めてR3 CEV社が主導するコンソーシアム「R3」に参加し、当社グループの金融サービスにおけるブロックチェーン技術の活用を積極的に検討してまいります。
(以下、省略)