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日本銀行、第2回「ITによる金融の高度化ワークショップ」の資料を公表

日本銀行は3月14日、2月12日に日本銀行本店にて開催した第2回「ITを活用した金融の高度化の推進に向けたワークショップ」の資料と議事録を公開しました。

第2回目となる今回は「ネットビジネスから考える銀行サービスのあり方」をテーマに、NTTデータ経営研究所による「デジタルビジネスのインパクト」と題するプレゼンテーションや自由討議が行われました。

今回のワークショップのポイントとして、以下の3つが挙げられています。

  • インターネット・バンキングの現状をみると、金融機関のデジタルビジネス化は道半ばであると思われる。
  • 今後、金融機関が、他の産業にみられるようなデジタルビジネス化を推進するのであれば、従来のITとは異なる新たな能力(ケイパビリティ)が必要であり、その際には、顧客視点を重視したサービスデザインへの取組みが重要であるとの見解がみられた。
  • こうした見解に関して、金融機関の一部からは、新たなシステム開発手法を試行している事例やサービスデザインに取組んでいる事例が紹介された

詳細は公表資料を参照ください。

以下に、日本銀行のニュースリリースを引用します。

ITを活用した金融の高度化の推進に向けたワークショップ(第2回「ネットビジネスから考える銀行サービスのあり方」)を開催

日本銀行金融機構局
金融高度化センター
2016年3月14日

金融高度化センターでは、2016年2月12日、日本銀行本店にて、「ITを活用した金融の高度化の推進に向けたワークショップ(第2回『ネットビジネスから考える銀行サービスのあり方』)」を開催しました。

2014年10月から2015年7月にかけて7回にわたり「ITを活用した金融の高度化に関するワークショップ」(第1期)を開催したところです。今般、第1期で提示された課題への解決策を探る目的で、第2期として標記ワークショップを開催することとし、金融の最前線でIT活用に取り組まれている実務家および専門家の方々と議論しました。

本ワークショップの関連資料については、以下をご参照ください。

(以下、省略)

 

(参照)日本銀行のニュースリリース

http://www.boj.or.jp/announcements/release_2016/rel160314a.htm/