人工知能技術を開発するAlpacaDBは3月11日、人工知能技術の1つであるDeep-Learning技術を用いることで、為替市場での自動取引アルゴリズムを設計できるモバイルアプリ「キャピタリコ(Capitalico)」をリリースしたと発表しました。
キャピタリコは、ユーザーの投資に関するアイデアを、高度なプログラミング知識を必要とせずに、そのまま投資アルゴリズムに変換できるアプリ。Alpacaは昨年末から、β版を100名弱のテストユーザーに限定公開して検証と改善を重ねてきました。
投資アルゴリズムの作成と検証に加えて、キャピタリコで作成したアルゴリズムの取引パフォーマンス結果が自動的に計算されるほか、リアルタイムの取引シグナルをスマートフォン上の通知やメールで受け取ることも可能となっています。
同社は今後、米国株市場と日本株市場への対応、より高度なDeep-Learning技術をコアとした機能拡張のための開発を進めていくとしています。
以下に、AlpacaDBのニュースリリースを引用します。
金融イノベーションビジネスカンファレンスで大賞受賞のAlpacaが「キャピタリコ」をリリース
投資アルゴリズムをDeep-Learningにより設計できるモバイルアプリ
AlpacaDB, Inc
2016年3月11日
Deep-Learning技術の先端企業であるAlpacaDB, Inc.(所在地:米カリフォルニア州サンマテオ、CEO:横川毅、以下Alpaca)は、Deep-Learning技術を用いることで高度なプログラミング知識を必要とせずに、為替市場での自動取引アルゴリズムを設計できるモバイルアプリ「キャピタリコ(Capitalico)」をiPhone向けにリリースしました。今後は、米国株市場と日本株市場への対応、より高度なDeep-Learning技術をコアとした機能拡張のための開発を進めてまいります。
Alpacaは、昨年末から、ウェブブラウザで作動するキャピタリコβ版を100名弱のテストユーザーに対して限定公開してきました。そのフィードバックをもとに、テクニカル分析を用いたトレードアイデアの自動化と検証が全てモバイル上で完結するアプリケーションとして、この度キャピタリコを一般公開します。投資アルゴリズムの作成と検証に加えて、キャピタリコでユーザーが作成したアルゴリズムのパフォーマンスは自動的に計算されて日々更新され、リアルタイムの取引シグナルをスマートフォンへの通知やメールで受け取ることも可能です。
また、Alpacaは昨年10月の資金調達を経て、Deep-Learning技術とビッグデータ技術に強みを持つ技術者の採用を積極的に進めています。直近では、4月4日?7日に米国San Joseで開催されるNVIDIA様主催のGTC2016において、金融市場関連の時系列解析に応用した独自Deep-Learning技術について技術発表を行います(http://blog-jp.alpaca.ai/entry/2016/01/22/143654 )。
「キャピタリコ」について
タイトル: キャピタリコ(Capitalico)
ー あなたのトレードアイデアをそのまま投資アルゴリズムにできるアプリ
対応機種: iOS8.4以上、iPhone5以上
ダウンロードURL: https://itunes.apple.com/jp/app/id1084913320
特設サイト: http://www.capitalico.com/
Facebookページ: https://www.facebook.com/capitalico
Twitterページ: https://twitter.com/capitalico
AlpacaDB, Inc. について
設立日: 2015年2月18日
CEO: 横川 毅
所在地: 55 East Third Avenue, San Mateo, CA 94401 USA
事業内容: 人工知能技術を用いた投資支援アプリ「キャピタリコ(Capitalico)」の開発運営
製品情報: http://www.capitalico.com/
会社情報: http://www.alpaca.ai/
リリースに関する問い合わせ先: info@alpacadb.com
(以下、省略)