経済産業省、保険分野に関するFinTech研究会の議事録を公開

経済産業省は3月8日、2月22日に開催された「第10回産業・金融・IT融合に関する研究会（FinTech研究会）」の議事要旨と議事録を公開しました。

FinTech研究会は、産業・金融・ITを融合したイノベーションや新たな産業、資金の流れが生み出される仕組みについて、世界の動きを把握しながら議論を行い、政策上の課題や対応策を検討することを目的に、昨年10月から開催されています。

第10回目となる今回は、「FinTech は保険分野に変革をもたらすのか」をテーマに開催され、保険業界の現状・課題・今後予想される変化のほか、データの収集と利用における現状と課題が話し合われました。

保険会社の業務はデジタル化により改善する余地があるとの意見や、個人のリスクが標準化・コモディティ化されるとの意見、日本では異なる会社間のデータの汎用性が低く、データフォーマットが統一されていない課題があるとの意見など、様々な有意義な意見が提示されています。

保険IT業界に身を置く方は必見です。