PFMサービスなどを提供するマネーツリーは2月25日、同社の金融インフラサービス「MT LINK」を、クラウドキャスト社の経費精算サービス「Staple(ステイプル)」及び、メイクリープス社のクラウド型請求管理ソフト「MakeLeaps(メイクリープス)」と連携させると発表しました。
「MT LINK」は、銀行口座、クレジット、電子マネー、ポイントの2,400社の情報を一つにまとめたファイナンスデータのクラウドサービスで、先日みずほ銀行との連携を発表しています。
以下に、マネーツリーのニュースリリースを引用します。
MT LINK、フィンテック系スタートアップ2社と業務提携
金融インフラサービス「MT LINK」、スタートアップから大企業までを全てカバー
マネーツリー株式会社
2016年2月25日
新パートナーの発表
2013年4月23日にiPhoneアプリからサービスをスタートし、先週の2月20日で弊社のサービス稼働日数が1000日を超え、本日、MT LINKの公式パートナーとして、経費精算サービス「Staple(ステイプル)」を提供するクラウドキャスト株式会社、クラウド型請求管理ソフト「MakeLeaps(メイクリープス)」を提供するメイクリープス株式会社の2社が加わりました。両社共に、フィンテック系の有力なスタートアップ企業として世間より注目を集めています。今回、自社サービスの顧客満足度の向上のために、汎用性の高いMT LINKへの連携を開始されます。
MT LINKは、銀行口座、クレジット、電子マネー、ポイントの2,400社の情報を一つにまとめたファイナンスデータのクラウドサービスです。 いつどこで、お金がどう動いているか、既存のシステムと連携し、活用できる新しい仕組みです。
MT LINKは、先日、株式会社みずほ銀行への提供を発表し、本日発表の新しい2社を含め、公式に9社のパートナーシップ契約を締結しました。マネーツリーは、自社だけでサービスを完結させることを考えず、MT LINKのプラットフォームを業種、規模を問わずに、大企業、中小企業、スタートアップといった様々な規模の会社に提供したいと考えています。
加速するMT LINKの需要
ここまでMT LINKへの需要が高まった理由として、弥生株式会社、株式会社TKCなどの大手会計業界の採用に加え、昨年の10月からIBMのBluemixによる、ファイナンス業界初の公式APIとして発表されたこと、さらに法人口座のデータアグリゲーションを弊社独自のクラウドテクノロジーでの完全対応ができることへの評判の高さを要因と考えています。
なお、アプリケーションのみで対応していた法人口座への対応が、本日より、Web上でも閲覧可能になります。これまで、限定されたWindowsマシンだけしかアクセスできなかった法人口座が、Macはもちろん、どんな環境のマシンでも確認できるようになります。いつでもユニバーサルでアクセスできるようになった法人口座機能は業界初の対応になります。
これからも、続々と多くの先進的な内容を提供していきますので、よろしくお願いします。
(以下、省略)