FinTech企業メタップスは2月24日、同社のオンライン決済「SPIKE」で展開する「SPIKE Fintech Platform」第1弾として新銀行東京と提携し、インターネット関連ビジネスに特化したM&A仲介サービス「SPIKEマッチング」の提供を開始すると発表しました。
M&Aは金融機関を経由して成立することが一般的ですが、このサービスでは、「SPIKE」の会員基盤を活用し、インターネット関連ビジネスに特化した形で事業の売り手と買い手の直接マッチングを実施するとのことです。
売り手側と買い手側が必要な情報を入力すると、人工知能(AI)が各案件の情報を分析し、最も条件が近いもの同士をマッチング、具体名を伏せた匿名の形で売り手と買手の双方にメッセージを送ります。双方で興味があった場合に、はじめて交渉が開始される仕組みとなっています。
新銀行東京は、事業を買収したいが資金が不安という買手企業向けに、買収資金の融資をサポートしていくとのことです。
以下に、株式会社メタップスのニュースリリースを引用します。
メタップス、「SPIKE Fintech Platform」第1弾 ネット専業M&A仲介サービス「SPIKEマッチング」を開始
〜金融機関と協業し、人工知能による最適なM&Aマッチングを〜
株式会社メタップス
2016年2月24日
株式会社メタップス(本社:東京都新宿区、代表取締役:佐藤 航陽、以下「当社」)は、オンライン決済「SPIKE(スパイク)」で展開する「SPIKE Fintech Platform」第1弾として新銀行東京(本社:東京都新宿区、代表取締役:常久 秀紀)と提携し、インターネット関連ビジネスに特化したM&A仲介サービス「SPIKEマッチング」の提供を開始いたします。
従来のM&Aは、投資銀行などの金融機関を経由して成立することが一般的でした。一方で、WEBサービスやスマートフォンアプリのように、従来の手法では正当な価値算定が難しい事業も多く、インターネット市場のM&Aでは、売り手と買い手の適切なマッチングが行われていない現状があります。
当社では、20万件以上の登録事業者数を誇る日本最大級の決済プラットフォーム「SPIKE」の会員基盤を活用し、インターネット関連ビジネスに特化した形で事業の売り手と買い手の最適なマッチングを実施します。対象となる事業の一例として、ECサイト、スマートフォンアプリ、ソーシャルゲーム、キュレーションメディア、アドネットワークなどがあります。売り手側と買い手側が必要な情報を入力すると、人工知能(AI)が各案件の情報を分析し、最も条件が近いもの同士をマッチング、具体名を伏せた匿名の形で売り手と買手の双方にメッセージを送ります。双方で興味があった場合に、はじめて交渉が開始される仕組みです。
料金体系は、成約した場合にのみ手数料が発生する完全成果報酬型になっており、着手金などは発生いたしません。また、今回、新銀行東京と提携し、事業を買収したいが資金が不安という企業様向けに買収資金の融資もサポートしていきます。
「SPIKEマッチング」サービスURL :https://spike.cc/matching
最近、日本でも金融(Finance)とIT(Technology)を組み合わせた造語「FinTech」という言葉が注目を集めています。SPIKEは「テクノロジーでお金の在り方を変える」というミッションを掲げ、決済プラットフォーム「SPIKE」とアプリ収益化プラットフォーム「metaps」の2つのプロダクトで培った分析技術およびマーケティングのノウハウを活かし、お金に関わる幅広いサービスを今後も展開していきます。
■「SPIKE Fintech Platform」パートナー窓口
テクノロジーを駆使した革新的なFinTech(フィンテック)サービスを共同で開発する金融機関や事業会社を募集しています。
詳細は下記URLからお問い合わせください。
(https://spike.cc/platform/)
■「SPIKE Fintech Platform」を使ったパートナーシップの例
1)インフラ :銀行システムとのデータ連携をAPIで実現
2)決済・送金 :セキュアで利便性の高い決済・送金サービスを開発
3)融資・貸付 :販売実績をもとにした与信付与で迅速な融資や貸付を実現
4)保険 :取引実績や登録データをもとにした新しい保険商品の開発
5)リース :事業に必要な機材を簡単に申し込めるリースの提供
6)カード :仮想通貨や優待などを絡めた新しいカード商品の開発
(以下、省略)
(参照)株式会社メタップスのニュースリリース
http://www.metaps.com/press/ja/288-spike-fintech-platform-1-m-a-spike-m-a