広島銀行は2月10日、行内食堂において顔認証システムによる決済を試行することを発表しました。
将来的には、地域電子マネー「HIROCA(ヒロカ)」での「顔認証」による決済(カードレス支払い)の実現を目指すとのことです。
以下に、広島銀行のニュースリリースを引用します。
『顔認証』による決済の試行について
2016年2月10日
フィンテックへの取組みの一環として、最先端の認証技術を活用した『顔認証』による決済を試行することとしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
『顔認証』は、偽造・変造が困難で、忘却や紛失の恐れのない生体認証技術です。本試行の実施により、本人認証精度も高く、安全・安心な認証方法である『顔認証』技術の特徴を確認した上で、地域電子マネー「HIROCA(ヒロカ)」への導入など、地域の個人のお客さまへ利便性の高い決済環境を提供してまいりたいと思っております。
また、セキュリティーシステムに関心をお持ちの法人のお客さまに対しても、さまざまな分野において本システムを活用していただけるよう検討を進めていく予定です。
当行では、今後とも優れたIT技術を積極的に活用するなか、お客さまの利便性向上や従来の枠組みや発想にとらわれないビジネスの創出に取組んでまいります。
【試行概要】
内容 | 当行本店8階食堂に顔認証システムを設置し、食堂利用時の決済を顔認証で行います |
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対象者 | 当行行員十数名 |
期間 | 平成28年2月中旬~ 約2ヵ月間(予定) |
試行終了後の 将来的な展開 |
地域電子マネー「HIROCA(ヒロカ)」での『顔認証』による決済(カードレス支払い)の実現を目指します |
※フィンテック(FinTech)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、主にITを活用した革新的な金融サービス事業を指します。
(以下、省略)