三井住友銀行は1月26日、脳科学技術の金融分野への応用を通じたイノベーションの創出を目的として、NTTデータと包括契約を締結したと発表しました。
「お客さまをより深く知り、お客さまの真のニーズに沿ったサービスを提供する」ために、脳科学を活用したサービスの実用検証を進めるということです。
具体的な応用範囲として、以下の2点が挙げられています。
現在想定している応用範囲例
- お客さまの潜在ニーズを把握し、お客さま毎に最適な商品・サービスを提供
- 資産運用を始められるお客さまへ安心かつ快適にご利用頂ける助言サービス等
以下に、三井住友銀行のニュースリリースを引用します。
脳科学技術に関する金融サービスへの応用に向けた取組について
株式会社 三井住友銀行
2016年1月26日
株式会社三井住友銀行(頭取:國部 毅、以下「三井住友銀行」)は、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(以下、「NTTデータ」)と脳科学技術の金融分野への応用を通じたイノベーションの創出を目的とした包括契約を締結いたしました。
脳科学とは、生物の認知や行動に関する脳のメカニズムを研究する学際的な研究分野です。近年では、人間の経済的な意思決定の特性も脳の機能・構造に基づいているという最新の研究成果を踏まえ、金融・経済分野への応用について関心が高まっています。
三井住友銀行は、お客さまをより深く知り、お客さまの真のニーズに沿ったサービスを提供するため、脳科学技術に知見のあるNTTデータおよびNTTデータ経営研究所と協働し、脳科学を活用したサービスの実用検証を進めることといたしました。
<現在想定している応用範囲例>
・お客さまの潜在ニーズを把握し、お客さま毎に最適な商品・サービスを提供
・資産運用を始められるお客さまへ安心かつ快適にご利用頂ける助言サービス等
今後も、三井住友銀行は、新たな技術、サービスアイデアをオープンに取り入れながら、お客さまにより一層、価値のあるサービスを提供してまいります。
以上