全国銀行協会(全銀協)は9月15日、現在構築中の「金融・ITネットワークシステム」について、名称を「全銀EDIシステム」に決定したと発表した。
愛称は「ZEDI(ゼディ:Zengin EDI system)」。
この「全銀EDIシステム」は、決済インフラの抜本的機能強化の一環として、「受取企業における会計および経理事務(売掛金等の消込作業)の効率化」や「支払企業における入金照合に関する問合せ対応の削減」を目的に構築中。
これまでの企業間の国内送金指図について、固定長ファイルを廃止し、XMLファイルに移行することを目指している。
稼動時期は、平成30年12月を予定。
今後、同協会では、呼称・愛称を使用して、企業に広く認知してもらうほか、金融EDIの活用によるメリットについて利用者や関係団体等への周知・広報活動を行っていくという。