NTTデータは7月7日、昨年10月に立ち上げた「BeSTA FinTech Lab」の活動拠点として、東京・大手町に新たなオフィスを開設したと発表した。
「BeSTA FinTech Lab」は、同社の基幹系アプリケーション「BeSTA」を利用する地方銀行に対し、オープンイノベーションの取り組み強化、新たな金融関連サービス創発をサポートする組織。
今回立ち上げた新たなオフィスでは、「BeSTA」を利用している地方銀行やFinTechスタートアップが自由に出入りできる場とし、オープンイノベーションの取り組みを推進する。
NTTデータと地方銀行の社員が常駐するオフィスとし、FinTech企業を含む多様な人材が情報交換・ディスカッションを実施するほか、すでに構築済みの実証環境を用いた実証実験を推進する場としても活用する。
また今回、オフィスのオープンに合わせて、先進技術やユニークなサービスを持つFinTech企業等を「コラボレーター」として登録。マネーフォワードやfreeeなど23社が登録された。
なお、現時点で「BeSTA FinTech Lab」は地銀共同センター参加行にサービス提供を開始しているものの、今後「MEJAR」、「STELLACUBE」、「BeSTAcloud」の参加行にもにサービス提供を拡大するという。