岩手銀行は7月4日、ブロックチェーン技術を活用した金融サービスプラットフォームの共同構築に向けて、「金融サービスプラットフォームコンソーシアム」を設立したと発表した。
これまで同行では、青森銀行、秋田銀行、沖縄銀行、山梨中央銀行、アイシーエスとともに、ブロックチェーン技術を活用したサービスの実証実験を実施してきた。
今回新たに筑邦銀行をメンバーに迎え、計6行1社によりコンソーシアムを設立した。規模拡大に伴い、より緊密な連携と情報共有を実現する必要があると判断したという。
本コンソーシアムでは、金融機関や事業者が共同で金融関連サービスを提供するために、クラウド上に「金融サービスプラットフォーム」を構築することを目指す。
課題を共有する金融機関が共同で取組むことにより、金融機関と顧客双方により大きなメリットが期待できるとしている。
ブロックチェーン実用化に向けて、地銀業態が共同で取り組む動きが広がってきた事例と言えそうだ。