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OKI、一般車両に搭載可能なモジュール型ATMを開発

沖電気(OKI)は6月23日、一般車両に搭載できる「モジュール型ATM」を販売すると発表した。

このモジュール型ATMは、従来のATMを3つのモジュール(基本部、通帳部、紙幣部)に分割して、無線接続を可能にしたもの。これにより、商用バンなどの一般車両に搭載可能とし、場所を問わず入出金や振込、通帳記帳などのATM取引をできるようにした。

従来の大型トラックを使った金融機関の移動店舗と比べて、車両への特殊な改造や大型車両を運転できる専用の運転手などが不要になる。

導入コストや維持コストを大幅に削減できるほか、大型トラックでは入れなかった細い路地や駐車スペースの狭い場所にも乗り入れることができるという。

同社では、店舗・ATM空白地帯への巡回や高齢者向け住宅への巡回、イベント会場でのポップアップATM、災害時のBCP対策などの需要を見込んでおり、3年間で1,000台の販売を目指す。

すでに、島根県のしまね信金から受注を獲得しており、本年11月頃から運用を開始する。

(参照)OKIのニュースリリース

http://www.oki.com/jp/press/2017/06/z17017.html

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