石川県の北國銀行は6月14日、日本マイクロソフトやFIXER社と協力し、パブリッククラウドサービス「Microsoft Azure」を基盤とした、新しいインターネットバンキングサービスを開発すると発表した。来年夏のサービス開始を目指す。
パブリッククラウドを用いてインターネットバンキングシステムを構築するのは、日本初と見られる。
今回の開発では、2015年1月に稼働開始した勘定系システム「BankVision」と連携するシステムを「Microsoft Azure」上に構築する。
システムの設計・構築をFIXERが担当し、同社のサービス「cloud.config」を用いて開発を進める。日本マイクロソフトはインターネットバンキングサービスの構築に必要な技術支援を行う。
多様化する顧客のニーズに合わせた迅速なサービスの拡充を実現することを目指すという。従来の銀行業務における非対面業務比率を拡大し、その分の人材を対面業務へシフトする。
(参照)北國銀行のニュースリリース
http://www.hokkokubank.co.jp/other/news/2017/pdf/20170614.pdf