日本クラウドキャピタルは4月24日、国内初となる株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」を開始したと発表した。第1号案件は、請求書のクラウド共有サービスを扱うBank Invoice。
株式投資型クラウドファンディングは、非上場株式を発行することにより、インターネットを通じて投資家から少額ずつ資金を集めることができる資金調達の手段。
投資リターンとして商品やサービスが手に入る従来の「購入型」のクラウドファンディングとは異なり、投資家は投資先企業の株主となることができる。
同社では、昨年12月から個人投資家からの事前申込を受け付けていたが、現在までに2,500人を越える事前申込があったという。
「FUNDINNO」の第1号案件となった「Bank Invoice」社は、新しい請求書データ共有サービスを提供する会社。従来、紙やPDFで送付していた請求書を、クラウド上で「請求書の原本」を相手先企業と共有データ化することができるサービスを提供している。
銀行の振込データと連携させることで、支払・入金情報をリアルタイムで双方がアップデートすることができるという。
今後、日本においても、投資型クラウドファンディングが定着していくか注目だ。