生体認証に強みを持つFinTech企業Liquidは4月19日、千葉銀行および沖電気(OKI)と連携し、指紋認証で銀行取引を行う実験を開始すると発表した。
この実験では、LiquidとOKIが開発した指紋認証機の体験版を用いて、顧客が印鑑やキャッシュカードを持参することなく、手ぶらで銀行取引ができるか検証を行う。
具体的には、事前に体験用の口座番号と指紋を登録した後、印鑑レス・キャッシュカードレスで、指紋認証による取引体験ができるという。
指紋認証機は、Liquidの大規模高速認証技術をもとに、OKIがアプリケーション開発を行った。
実験は、千葉銀行の次世代営業店モデルである真砂支店において実施され、5月末まで実施される予定。