未上場企業に資金調達プラットフォームを提供することを目指す、FinTech企業のエメラダは4月5日、米国のデザインコンサルティング会社や日本のベンチャーキャピタルに対して、合計2億円の第三者割当増資を行ったと発表した。
エメラダは、企業数ベースで99%を占める未上場企業に対して、オンライン上のプラットフォームを通じた株式性資金や借入等の資金調達サービスの提供を目指している。
また、オンラインプラットフォームで資金を提供する投資家側に対しても、投資企業の必要な情報が開示される透明性を確保して、既存の金融サービスを補完する資金循環の環境を整備するという。
第一弾として、スタートアップ企業がオンラインを通じて多数の個人投資家から株式性資金を調達出来るプラットフォームの準備を進めているほか、今年中には、未上場企業がオンラインを通じて借入が出来るプラットフォームを試験的に開始する。
同社では、今回の調達した資金により、プラットフォーム提供に向けたビジネス推進、人材採用、マーケティング等の強化に取り組むとしている。