横浜銀行は4月4日、FRONTEO(フロンテオ)社が開発した人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」を導入したと発表した。
個人顧客の資産形成・運用に関わる業務において、導入したKIBITを用いて、営業担当者との会話などを記載した面談記録を解析する。顧客の真のニーズをより迅速・効果的に分析し、今後の提案活動に活用するという。
まずは、本部に導入し、営業店担当者による提案活動の課題を抽出するモニタリング業務に活用していくという。
例えば、高齢者に投資型商品を販売した場合に、「低リスク投資はつまらない」といった投資理由が希薄だと思われる顧客の声を効果的に抽出する。
同行では今後、平成30年度をめどに導入範囲を広げ、営業店役職者による面談記録の確認業務を効率化していく方針だ。