マネーフォワードは3月31日、更新系の銀行APIを活用し、銀行への振込依頼ができるサービスを開始したと発表した。更新系APIを実装したサービス提供は、BtoB向けサービスにおいて、国内では初。
今回のサービスでは、クラウド型経費精算ソフト「MFクラウド経費」内で、従業員の立て替え経費精算から振込依頼までをワンクリックで完結できるようになる。
対応するのは、住信SBIネット銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の3行。各行のネットバンキングシステムと、更新系APIで連携することにより、今回のサービスを実現した。
マネーフォワードでは、2015年に国内で初めてNTTデータの「AnserParaSOL」とのAPI連携を発表して以降、様々な金融機関とのAPI連携を進めている。
API連携については、現在、金融庁で法制化の検討が行われているほか、全銀協やFISCにおいても実務レベルの検討が行われている。今後とも、API連携が進みそうだ。