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マネーツリー、SBIなどから総額10億円を資金調達

マネーツリーは3月22日、SBIインベストメントなどから総額10億円の出資を受けたと発表した。今回出資をしたのは、SBIインベストメントのほかに、ふくおかテクノロジーパートナーズ、広島ベンチャーキャピタル、池田泉州キャピタル、英国の運用会社ベイリー・ギフォードの4社。

マネーツリーは既に、2015年にメガバンク系ベンチャーキャピタルのみずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、米国セールスフォースベンチャーズから既に出資を受け入れている。

今回の資金調達では、FinTech市場における、さらなる事業拡充、B2Cサービスの機能向上、金融インフラプラットフォーム「MT LINK」の拡大などを目的にしているという。

以下に、マネーツリーのニュースリリースを引用する。

マネーツリーが総額10億円の資金調達を実施
既存株主のメガバンク系ベンチャーキャピタルに加え、 新たにSBIインベストメント、地方銀行系ベンチャーキャピタル、 海外大手運用会社が出資

マネーツリー
2017/3/22

マネーツリー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ポール チャップマン、以下、「マネーツリー」)は、2015年「シリーズA」で出資したメガバンク系ベンチャーキャピタルのみずほキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社および米国セールスフォース・ドットコムの投資部門であるセールスフォースベンチャーズに加え、SBIインベストメント株式会社、株式会社ふくおかテクノロジーパートナーズ、株式会社広島ベンチャーキャピタル、池田泉州キャピタル株式会社および英国大手運用会社大手ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニーより総額10億円を超える出資を受けたことをご報告します。リードインベスターは、SBIインベストメント株式会社です。

このたびの資金調達は、世界中で急速な発展を遂げている「フィンテック」市場における、マネーツリーのさらなる事業拡充、B2Cサービスの機能向上、金融インフラプラットフォーム「MT LINK」(以下、MT LINK)を中心としたB2B事業拡大および組織力の強化を目的としたものです。また、英国大手運用会社ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニーもファイナンスに参加いただくことで、今後の海外展開の布石となります。今回の資金調達により、既に多くのユーザーから支持を得ている個人資産管理アプリ「Moneytree」、経費精算の簡略化を支援する「Moneytree Work 経費精算」、経費精算機能に加えモバイルでも法人口座閲覧が行える「Moneytree Work 法人口座」に新たな機能搭載も今後実施していく予定です。

■今後の事業展開について
マネーツリーはB2B事業にさらに力を入れていきます。MT LINKは、サービス公開2年で既に20社の金融および会計ソフト業界の企業から採用されています。金融分野からは、みずほ銀行、三井住友銀行などのメガバンクや、地方銀行に採用され、会計分野からは、10社の会計ソフトウェア会社が採用したことによって、業界ナンバーワンのプラットフォームになりました。今後はさらなる事業拡大を目指し、成長を加速化します。これからもマネーツリーは、日本の金融サービスのユニバーサル化に貢献してまいります。なお、MT LINKの理解を促進させるため、3月21日にMT LINKサイト( https://link.moneytree.jp )をリニューアルしました。MT LINKの特徴をはじめ、サービス概要、採用事例などを紹介しています。

■マネーツリー 代表取締役、ポール チャップマンのコメント
「このたびの資金調達により、マネーツリーが次の成長段階に進めることをうれしく思います。国内外問わず、フィンテック業界は著しく拡充しています。これまで以上に、サービスのセキュリティー維持、プライバシー保護、情報の透明性に注力します。また、金融業界のデジタルバンキング化をサポートし、会計業界のクラウド会計システムの土台作りに貢献していきながら、利用者を主体とした業界全体のエコシステムの構築に尽力してまいります。さらに、日本の技術を海外へ展開することで、サービスのグローバル化を目指していきたいと考えております。」

(以下、省略)

 

(参照)マネーツリーのニュースリリース

https://www.atpress.ne.jp/news/124752

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