マネーフォワードは2月9日、おサイフケータイを運営するフェリカネットワークスと業務提携し、スマートフォンを活用した地域電子マネー・地域ポイントサービスを共同で開発する発表した。
具体的には、地域電子マネー・地域ポイントサービスに必要な様々な機能をパッケージ化し、マネーフォワードのスマートフォンアプリで提供することを目指す。
例えば、このサービスを地方自治体が導入すると、ユーザーは地域電子マネーや地域ポイントを商店街、レジャー施設、交通機関等での決済で利用することができるほか、決済情報は自動的にマネーフォワードの家計簿に反映されるという。
以下に、マネーフォワードのニュースリリースを引用する。
マネーフォワード、フェリカネットワークスとの業務提携契約を締結
~地方自治体/地方銀行向けに、スマートフォンを活用した 地域電子マネー・地域ポイントサービスに関するワンストップソリューションの共同開発を開始~
マネーフォワード
2017/2/9
お金のプラットフォームを提供する株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:辻庸介、以下「当社」)は、フェリカネットワークス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:曽我正博、以下「フェリカネットワークス」)と業務提携契約を締結し、スマートフォンを活用した地域電子マネー・地域ポイントサービスに関するワンストップソリューション(以下「本ソリューション」)展開において、両社で協業を開始することで合意いたしました。
<業務提携の概要>
・自動家計簿・資産管理サービス運営の当社とおサイフケータイ運営のフェリカネットワークスが提携
・地域電子マネー・地域ポイントサービスに必要な以下の機能をパッケージ化し、当社運営のスマートフォンアプリ内において提供することを目指す
1. 手軽に利用できる、「地域電子マネー/地域ポイント管理システム」
2. 地域電子マネーや地域ポイントから、「電子マネーや共通ポイントへの交換システム」
3. 地域電子マネーや地域ポイントに連動したお得情報や災害情報の発信に活用できる、「地域情報配信システム」
・今後3年間で、10以上の地方自治体、地方銀行等への提供を目標とする
【業務提携の背景と実現するサービスイメージ】
ある目的や特定のコミュニティ(商店街、町内会等)内で流通する通貨としての地域電子マネーや地域ポイントは、地域活性化、地方創生の観点から最近では地方自治体や地方銀行、NPO等の関心が益々高まっています。
例えば、本ソリューションを地方自治体が導入すると、ユーザーは地域電子マネーや地域ポイントを商店街、レジャー施設、交通機関等での決済で利用することができるようになります。決済情報は自動的に家計簿に反映され、スマートフォンのアプリからいつでも手軽に利用履歴や残高を確認できます。さらに、商業施設からのお得なキャンペーン情報や自治体からの緊急災害情報等の重要情報もアプリで受け取ることができるなど、様々なコミュニケーションが可能になります。
10年以上にわたりおサイフケータイを支えてきた技術やプラットフォームを持つフェリカネットワークスと当社が提携することで、地域活性化を目指す地方自治体/地方銀行向けに安全で安心なソリューション提供を実現します。また本提携を皮切りに、他のパートナーとも積極的に連携を行うことで、ワンストップソリューションとしての充実を図ってまいります。
(以下、省略)
(参照)マネーフォワードのニュースリリース
http://corp.moneyforward.com/service/mfcloud/20170209-mfpress-fn/