みずほ銀行は1月31日、夫婦の間でタイムライン形式による預金口座の確認が可能なスマホ向けアプリ「ペア口座」の提供を開始した。
「ペア口座」では、夫婦2人で利用可能な口座を設定し、預金口座の残高や入出金明
細の照会が可能となるほか、夫婦間でタイムライン形式でコミュニケーションを取りながら、残高照会や資金移動が可能となる。
口座情報等を共有し、チャットを活用した本格的なバンキングサービスの提供は、世界でも先進的な取り組みだとしている。
以下に、みずほ銀行のニュースリリースを引用する。
スマートフォン向けバンキング「ペア口座」アプリの提供開始について
~二人でつかうタイムライン形式でのチャットバンキング~
みずほ銀行
2017/1/31
株式会社みずほ銀行(頭取:林 信秀)は、夫婦、親子、パートナーなどの間で、コミュニケーションを取りながら、タイムライン形式による預金口座の確認や家賃振込などのToDo 管理が可能なスマートフォン向けバンキング「ペア口座」アプリの提供を本日開始しました。タイムライン形式で共有し、チャットを活用した本格的なバンキングサービスの提供は、世界でも先進的な取り組みです。(※)タイムラインとは、ソーシャルメディア等で利用されているような時系列で情報が表示される形式
従来のインターネット/スマートフォンバンキングでは、個人のお客さま一人一人がご利用される前提で残高照会、振込・振替、定期預金など機能ごとに提供していました。「ペア口座」は、二人がスマートフォンアプリ上でチャットをすることにより、「おカネ」に興味をもっていただき、簡単、便利に操作できるようなUI・UX を搭載した新しいバンキングを目指して開始するものです。
本アプリの開発は、UI・UX のデザイン力に定評のあるMoneySmart 株式会社と連携のうえ、ユーザ体験を具現化できるデザイン思考の設計プロセスによって実現したものです。また、プロトタイプとなるアプリを開発したうえで、テスト利用いただいた一部のお客さまから感想をフィードバックしてもらい、アプリの見直しを繰り返し行うことで完成にいたりました。
これまで、当行は業界で先行してスマートフォン向けバンキングやタブレット、ウェアラブル、チャット、CUI や音声等を活用した新しいサービスの開発・提供しておりますが、引き続き、顧客利便性向上を第一に取り組んでいきます。
(以下、省略)
(参照)みずほ銀行のニュースリリース
https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20170131_2release_jp.pdf