損保ジャパン日本興亜(SOMPO)ホールディングスは9月26日、ソラミツとブロックチェーン技術を用いたデリバティブシステムの開発を開始したと発表した。
両社が開発するデリバティブシステムでは、デリバティブ商品の契約内容をブロックチェーン上に記録・共有することで、リスク集積状況の管理や補償金の支払有無の判断、補償金の支払い手続きまでを完結できるサービスの実現を目指す。
対象とするデリバティブ商品は、地震や台風、噴火などの自然現象により企業が被る収益減少や支出増加に対応する金融派生商品。
両社は、ブロックチェーン技術を活用することにより、システム投資コストを抑制しつつ高いセキュリティを確保するとしている。