シンガポールの金融管理局(MAS)は8月24日、「FinTechイノベーションラボ」を開設したと発表した。
このラボでは、金融機関やFinTech企業、ベンダー企業などとFinTechソリューションの実験を行うほか、スタートアップ企業に対して法務・規制などの専門家がコンサルサービスを提供する。また、FinTechコミュニティにトレーニングセッションなどを提供する。
シンガポールは国を挙げてFinTech振興に取り組んでおり、FinTechフェスティバルの開催や英国とのFinTech Bridgeの形成、サンドボックス制度の創設など、積極的な動きを見せてきた。
今回のラボの開設により、シンガポールはアジアにおける「FinTech HUB」としての地位をさらに固めることになりそうだ。