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オリコ、中国の決済サービス「アリペイ」をファミマに導入

オリコは8月8日、中国の電子決済サービス「アリペイ」を日本で提供開始すると発表した。アリペイ導入の第1弾としてファミリーマートと提携し、インバウンド需要が高い東京都内の4店舗から導入を開始する。今後、順次対応店舗を拡大する予定。

アリペイは、スマートフォンに表示された「QRコード・バーコード」を販売店舗側の専用端末やPOSレジで読み取ることで決済が完了するサービス。中国国内の80万の加盟店や、海外の7万の加盟店で利用できる。

オリコは、アリペイの加盟店開拓などのアクワイアリング業務を行い、決済インフラの整備などを強化することで、訪日中国人のインバウンド需要を取り込み、加盟店の売上拡大に向けて支援するしている。

以下に、オリコのニュースリリースを引用する。

オリコ 中国の電子決済サービス最大手アリペイと提携し訪日中国人のインバウンド需要に対応
~8月9日からファミリーマートへの導入を開始~

株式会社オリエントコーポレーション
株式会社ファミリーマート
2016年08月08日

株式会社オリエントコーポレーション(東京都千代田区、代表取締役社長:河野 雅明、以下「オリコ」)は、中国の阿里巴巴集団(Alibaba Group)の金融サービスを提供している蚂蚁金融服务集团(ANT FINANCIAL、本社:中国浙江省、社長:彭 蕾)傘下の電子決済サービス「支付宝(以下「アリペイ」)」を日本で提供開始しますのでお知らせいたします。

アリペイは、スマートフォンで表示された「QRコード・バーコード」を販売店舗側の専用端末もしくはPOSレジで読み取ることで簡単に決済が完了するサービスです。

オリコは、アリペイの加盟店開拓などのアクワイアリング業務を行い、決済インフラの整備および決済サービスを強化することで、訪日中国人のインバウンド需要を取り込み、加盟店の売上拡大に向け支援いたします。

アリペイ導入の第1弾として、株式会社ファミリーマート(東京都豊島区、代表取締役社長:中山 勇、以下「ファミリーマート」)と提携し、2016年8月9日より、まずインバウンド需要が高い東京都内の4店舗から導入を開始し、順次拡大を予定しております。

2014年に設立された蚂蚁金融服务集团(ANT FINANCIAL)は、2004年から中国で開始したEC決済サービスのアリペイを中核ビジネスにしています。アリペイは、世界でも有数の決済プラットフォームとして、4.5億人以上の実名認証ユーザーが利用しています。圧倒的な強さを持つネット上のオンライン決済の他に、スマートフォンにバーコード・QRコードを表示させるリアル店舗向けの対面決済サービスを展開し、中国国内の80万の加盟店および海外の7万の加盟店で利用できます。

また、アリペイアプリは、顧客がライフスタイルの一環として利用しているため、アプリから加盟店への誘導効果が非常に高く、認知度向上および売上拡大に繋がるブランディング効果も見込めます。

オリコおよびファミリーマートは、このたびのアリペイのサービス提供を通じて、お客さまの利便性向上を図ってまいります。

(以下、省略)

 

(参照)オリコのニュースリリース

http://www.orico.co.jp/company/news/2016/0808.html