日本取引所グループの大阪取引所は7月29日、デリバティブ売買システム「J-GATE」でシステム障害が発生し、約20分間にわたり一部で取引が停止したと発表した。現在は復旧している。
システム障害が発生したのは、午前9時51分から午前10時12分の約21分間で、取引ができなかったのは、JGB(日本国債)先物、JGBオプション、有価証券オプションの3商品。
大阪取引所は、システム障害の原因を明らかにしていない。
今回、システム障害を起こした「J-GATE」は、7月19日にシステム更改後の新システムが稼働を開始したばかりだった。
以下に、大阪取引所のニュースリリースを引用する。
JGB先物・オプション及び有価証券オプションにおける処理遅延について
株式会社大阪取引所
2016年7月29日
JGB先物・オプション及び有価証券オプションにおいて、以下の事象が発生しておりましたが、現在は回復しております。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
1.発生日時:
2016年07月29日 09:51頃~10:12頃
2.事象内容:
上記時間帯において、JGB先物・オプション及び有価証券オプションについて、システム処理が遅延しておりましたが、現在、システム処理は回復しております。
(以下、省略)